第270回 映画上映作品

風に立つライオン

風に立つライオン

©2015「風に立つライオン」製作委員会

遙か遠いケニアの地――命と闘う日本人医師がいた。

美しく壮大なケニアを舞台に、一人の日本人医師がつないだ「希望のバトン」――

1987年、日本人医師・航一郎(大沢たかお)は、大学病院からケニアの研究施設に派遣される。アフリカ医療に生涯を捧げたシュバイツァーの自伝に感銘を受け医師を志した航一郎にとって、それは願ってもないチャンスだった。しかし、それは恋人との長い別れも意味していた。父の跡を継ぎ、女医として離島医療に従事する貴子(真木よう子)を遠く日本に残さなければならなかったのだ。
理想を胸に研究と臨床の充実した日々を送っていた航一郎は半年後、現地の赤十字病院から1か月の派遣要請を受ける。
物見遊山のつもりで赴いた彼は、重傷を負って次々と運ばれてくる少年が、みな麻薬を注射され戦場に立たされた少年兵である事実に愕然としながらも、この病院への転籍を志願する。
そんなある日、病院に少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれる。彼は銃傷よりも、両親を目の前で惨殺され、麻薬でかき消された心の傷が甚大だった――
航一郎は、そんな彼の心の闇に真正面から向かっていくのだが・・・

時代と国境を超え、受け継がれる命のバトン。
名曲から小説、そして映画化へ。壮大なスケールで描かれる感動大作。

監督:三池崇史
出演:大沢たかお、石原さとみ、真木よう子 ほか
原作:さだまさし著『風に立つライオン』(幻冬舎文庫)
2015年/日本
配給:東宝

映画公式HP: http://kaze-lion.com/