2020年7月22日
株式会社dTosh様(ラボ棟5階)の完全遠隔授業システムがプレスリリースされました。

株式会社dToshの代表であり、奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科、情報科学領域 ソフトウェア工学研究室の平尾俊貴氏(2020 年 3 月修了)と、松本健一教授、石尾隆准教授が指導者や学生の居場所を問わず、完全遠隔で授業が可能なプログラミング授業システム「カメレオン」を開発しました。学生はオンラ インで授業に参加し、指導者側は学生が作成したプログラムのチェックなど一括管理して、どこからでも 個別に教育することができます。
さらに、学生の理解度を人工知能(AI)が自動的に判断するなど、指導者が効率的に濃密な教育ができる機能を加える予定です。

奈良先端科学技術大学院大学では、この完全遠隔で受講可能な授業として「プログラミング演習」を5 月 11 日月曜日から開講されています。

本遠隔授業システムは、株式会社 dTosh から商用提供されます。ソフトウェア工学研究室が学術的な授業ノウハウと専門的知見を提供し、さくらインターネット株式会社からの計算資源のサポート、そして本学の在学生と修了生の有志によって、短期間で実現することができたということです。