〒619-0237 京都府相楽郡精華町光台1丁目7 けいはんなプラザ・ラボ棟4階
TEL:0774-95-0107
URL:http://jgsoinc.com/

代表取締役 矢野 肇 氏

プロフィール
矢野社長は、文具メーカーの社内SEを経験した後に物流系のシステム開発に長年携わり、前職で世界的某アパレル企業の検品システムを担当。バックヤードでの作業を効率化するためのシステム納入時、顧客の細かなニーズに応えるたびに端末のプログラム修正に多大な時間と手間をかけてきました。その経験から、更新時の非効率を解消するシステムを掲げ、資金力のない事業主体にも使ってもらえるサービスを提供するため起業しました。カタカナで表記するととても長い会社名ですが、情報技術(Jyouhou Gijutsu)を使って広く社会に貢献したい、そして、そのことを達成するための技術(Software Defined Network)を利用して、という想いをこめてJGSO Defined Networkと会社を名付けたそうです。

業務用システムをもっと自由に

モノを扱う会社の在庫管理

物流業界にかかわらず、モノを扱う会社では、帳簿にモノの出入りを手書きで書いていた時代からずっと、在庫管理の作業に多くの人手がかけられてきました。今やスキャナでバーコードを読み取ることで、目視作業に頼らず、スピーディに、かつ正確にリアル処理が行えるため、作業効率は飛躍的に改善されました。コンビニやスーパーのセルフレジでピッとやる、あの仕組みです。倉庫管理システム(WMS: Warehouse Management System)は、現場で商品コードを読み取る端末(ハンディターミナル)と通信環境、管理ソフトの組み合わせで成り立ちます。管理するモノや場所などによって作業のやり方が変わるので、現場に合わせてカスタマイズする必要があり、会社の基幹システムとは別のサブシステムとして導入されるのが一般的です。

必要な時に、必要な機種を、必要な数だけ

当社は、WMSの構築と、デバイスやシステムそのもののレンタルサービスを提供しています。小規模な会社や、期間限定のキャンペーンなどで一時的に在庫管理が必要になるケースなどでは、WMSの開発・構築に何百万、といった多額の費用をかけられません。そういったニーズに応えるために、運用規模に応じてハンディ・マネージド・サービスの3つのプランを設定しています。レンタルのメリットは多く、初期費用や管理コストが最小限に抑えられ、常に最適条件の機器を利用できるため陳腐化も避けられます。現場に通信環境がない場合にも、快適なクラウド環境を構築できる通信ミドルウェアのレンタルも可能です。

まちの要である商店街を守りたい

近年、社会課題として顕著になってきた買い物弱者問題。経産省によると2016年の時点で700万人いるとも言われており、多くの自治体で2025年に高齢者人口がピークを迎えます。また、郊外型の大型ショッピングモールの進出により、地域コミュニティーの要であった地元スーパーや商店街の経営存続が厳しくなっているところも多くあります。当社は、この2つの課題を解決するために、買い物支援システム「ネットのおつかい」を開発しました。高額な設備やプログラム開発が不要なクラウド型パッケージプログラムなので、初期導入コストはほとんど必要ありません。QRコード読み取りで簡単に買い物ができる設計と、商店街の買い物代行サービスを組み合わせて自宅まで届ける仕組みで、すぐに運用を開始できます。またお客様が購入された時の利用手数料からシステム使用料が精算されるため、商店街事業者の運用コストは最小限に抑えることができます。買い物弱者支援の施策の多くは、コスト負担と事務処理の負荷でその採算性が問題になっていますが、導入・運用のコスト負担を抑えることで事業収益性を高め、行政支援が無くても地域の要として商店街さんが賑わいの中心となるお手伝いをしたいと思っています。

生産性向上のための 支援ツールとして

ITの有効活用と、シェアリングエコノミーでコストを抑え、少ないリソースでいかに生産性をあげるか。これは当社が一貫して取り組んでいるテーマです。手軽に導入できる業務システムを、まずはレンタルから、ひとつの支援ツールとしてうまく活用してほしいと考えています。ものづくりを支える裏方として、目立たず社会に貢献できることが願いです。けいはんなにはベンチャー企業が多く、支援体制も手厚いので、大阪からけいはんなプラザに移転してきて、本当に良かったと思っています。支援組織やけいはんなポータルからの情報は有益で、興味のあるテーマのセミナーには可能な限り参加しています。同じ起業家同士で話をするので刺激も多く、事業展開の上での人脈やアイデアをたくさん得ています。

(「けいはんなView」より https://www.kri.or.jp/news-event/img/view_vol.42.pdf